鬼子母神様について

押越鬼子母神様の縁起

●日時  苦難を押し越し鬼子母神  令和6年9月7日(

●由来  正法寺の鬼子母神様
「子育て鬼子母神」「微笑み鬼子母神」などと称され、古来より篤く信仰されています。

●奉安300年
享保元年(1716)申年3月17日。平成28年には奉安300年の祝年を迎えました。

當山の鬼子母神は、江戸時代中期の大洪水により、上流より流されてきた鬼子母神像を当時の村人が拾い上げ、お寺に奉られました。通常の鬼子母神像は、鬼形と言われ、鬼の怖い姿形をされていますが、當山の像は、子供を抱いて笑みを浮かべるめずらしい形像をしています。以来「子供の神様」として、子授けや安産祈願、発育や学業の成就、さらには信仰者の守護神として、古来から多くの霊験談が伝わり、篤く信仰されています。殊に9月7日は「大祭縁日」として、各地から大勢の参詣者が訪れます。大洪水という苦難を自らの力で押し越した、とても力強い神様なのです。

苦難の多き当今ですが、皆様参詣を頂き、鬼子母神様の力強い御利益を賜りましょう。